町田大商都構想
町田商工会議所 青年部
前段
BACKGROUND
町田の街は、これといったマイナス要素がなく、なんでも揃う街であり、不便のない街であり、地理的に武相という膨大な人口を抱える周辺地域のハブとして栄えてきました。直近まで人口も増えており、類まれなるポテンシャルを秘めた街と言えます。
一方、大きなマイナスがないが故に、差し迫る危機がなく『なんとなく』やっていけ、多様なコンテンツに支えられながらも街として特徴を打ち出せず、何かで認知される事もなく、東京と神奈川に間にある『なんとなく栄えている治安の悪い街』という地位に甘んじているように思います。市政のテーマ『なんだかんだ町田』にもその印象が反映されているように思います。
もっと存在感を示せる街であるにも関わらず、さし迫る危機がないからこそ、そこに甘んじてしまう事はもったいのない事であり、特徴を打ち出せない事が町田の一番の課題であると
考えます。
それが『誇りを持てない』ように思います。
従って、我々の提言のテーマは『町田になんでもある。足りないのは誇りだけ』という事を基軸に政策提言をまとめていきました。
町田は眠れる獅子と聞いたことがあります。様々な統計でみても、日本の中で存在感を示せるポテンシャルがある街なのに、そこに甘んじてしまうのは、志の高いビジョンがないからであり、志の高いビジョンが今求められているように思います。
町田に誇りのシンボルをつくる提案
町田をスモールビジネスの大商都にする提案
都市部にない魅力を際立たせる政策提案
最後に
以上が私たちYEGに集う、町田を想う事業者たちによる政策提言です。
話し合う中で、町田を想う人の多さ・熱量は計り知れないパワーがあると確信できるものでありました。またその町としての潜在的パワーの大きさを調べれば調べるほどに感じます。
そのパワーが向かう先。ビジョンだけがみえず、熱さをぶつけられていないという町の現実があると私たちは考えます。
この街に必要なのは、
「この町田を誇れる街にするビジョン」
「わくわくできる具体的方向性」
この故郷を日本の誇れる街にする。その想いをもってこの政策提言をし、提言するだけでなく自らも行動していく所存です。
併せて、この提言書の発信により、街の中で話し合うための1つの青写真・たたき台になれたなら幸いで、さらなる議論や話し合いにより町田のビジョンが確固たる指針ができる事を心から願います。
町田商工会議所 青年部一同